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オルソケラトロジー
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オルソケラトロジーは
アメリカでは30年以上も前から専門医によって施術されている、
信頼された近視矯正法です。
2005年ごろから、香港・アメリカ・日本などで本格的な研究が行われ、 近視矯正のみでなく子供の近視進行を遅らせる効果があることもわかってきました。
各国の研究結果では30%強から60%弱程度、近視の進行を抑制することができたとされています。
オルソケラトロジーレンズのデザインは網膜の中央でピントを合わせるようになっていて、これにより近視抑制がされると考えられています。
夜、特殊な形状のハードコンタクトレンズ(酸素透過性の高い素材です)を装用して寝ることによって、角膜の形を変化させて近視を矯正します。
朝、レンズを外すと、近視矯正のくせづけされた形の角膜になっているので 日中を裸眼ですごすことができるのです。
近視矯正持続は、初めのうちは数時間でもどりますが、毎日続けるうちに数週間たてば 長時間裸眼で過ごすことが出来るようになります。
近視矯正や近視進行抑制に効果があるオルソケラトロジーの良い点は なんといっても日中は裸眼で過ごせること。
スポーツを行うときなど、 眼鏡や通常のコンタクトでは煩わしかった場面から解放されます。
また、装用するのをやめることにより、くせづけされた角膜が徐々に戻っていきます。
手術とは違うので、オルソケラトロジーによる近視矯正をやめたいときには、 いつでも元どおりの眼に戻すことが出来るのです。
これは、大きな特徴といえます。
ただし、オルソケラトロジーはすべての人にお使いいただけるわけではありません。
まずは受診し、適応検査をお受けください。