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眼瞼下垂手術
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眼瞼下垂とは
- Q:健康保険はききますか?
- A:ききます。
- Q:費用はいくらぐらいかかりますか?
- A:1割負担で片目7千円、
3割負担で片目2万3千円です。 - Q:生命保険で手術給付金が出ますか?
- A:手術名は、眼瞼下垂症手術
1眼瞼挙筋前転法(K219-1)、
ないしは、
眼瞼下垂症手術
2その他のもの(K219-2)です。
給付金が出るかどうか、
加入している保険会社に聞いてみてください。 - Q:いつ手術をやるのが良いのでしょうか?
- A:瞼が重いなど、不便や目の疲れを感じて
手術を受けたいと思ったときに
手術を受けたらよいでしょう。 - Q:美容外科や形成外科で
治療するのが良いのか、
眼科で治療するのが良いのか、
どちらが良いですか? - A:手術が上手なら
どちらでも良いと考えますが、
目の事も知り尽くしている眼科で、
なおかつきっちり手術をやってくれるところに
越したことはないと考えます。
厚生労働省が決める分類でも、
眼瞼下垂は眼科の疾患に分類されています。
上のまぶたが開きづらい状態を言います。
眼瞼下垂になると、
上方の視界が狭くなる、暗くなると
患者さんはおっしゃいます。
また、眼瞼挙筋でまぶたを上げられないので、
その上にあるおでこやこめかみの筋肉で
瞼を上げるくせがつくので、
おでこのしわができたり、
おでこやこめかみがこるので
慢性的に頭痛がしたりといった現象が
起こります。
通常高齢者に起こりますが、
30代、40代でお悩みの方も
多くいらっしゃいます。
また、生まれつき上がりの弱い方も
いらっしゃいます。
まぶた(漢字では瞼と書きます)の中では、
眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉が、
まぶたの中、一番下にある
瞼板(けんばん)という軟骨についています。
この眼瞼挙筋が動くことにより
瞼板を上げてくれるので、
まぶたが開いています。
眼瞼下垂には2つのパターンがあります。
1.眼瞼挙筋が伸びきってしまったり、
ひどい場合には
眼瞼挙筋が瞼板から外れたりして、
まぶたが期待通りに上がらなくなる
(狭義の眼瞼下垂、blephaloptosis)
2.眼瞼挙筋は正常範囲だが、
皮膚がたるんできてるために、
まぶたが下がってるように見える
(眼瞼皮膚弛緩症、blephalochalasis)
眼瞼下垂のよくある質問です。